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1月中旬、完成した新校舎を初めて訪れました。
この新校舎は他のNGO(SCN/SAVE THE CHILDREN NORWAY)によって建てられ、昨年7月上旬に着工、9月下旬に完成となりました。
クリーム色の壁に赤い屋根が映え、美しい校舎です。
新校舎は4教室。
現在は通常の教室として2教室を用いる他に、1教室をWFP支援の給食用食糧などを保管する倉庫として、さらにもう1教室を図書室として利用しています。
図書室
図書室には現在あまり本がなく、ほとんどが政府発行の生活意識向上用のパンフレット(衛生指導等)で、他には国語辞典が2冊と物語の本が幾らかありますが、物語の本は一般向けの字の多いもので、高学年以下の子どもたちには読むのが難しいです。
そのほかには教科書を積んであるのみですが、子どもたちが単に勉強をするだけでない、こうした場を学校に持てるのは嬉しいことです。この部屋が、子どもたちにいろいろなものに目を向けるきっかけを与えられるような場所になれば、と思います。
新教室で勉強をする子どもたち
授業終了後、先生に不足している備品はないか、確認すると、
教科書が新版に改訂されたが、政府から一定数支給される新版の教科書が足りず、その日の授業で学ぶ部分を全て黒板に書き出さねばならず授業が滞り困っていること、また以前から求められていたことですが、低学年向けに文字に親しむための絵本がほしいことなどを伺いました。
次回訪問時にこれらを補充・寄附したいと思います。
旧版の教科書。大切にされすぎて使われることのないまま役目を終えたものも。
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